2021年版最新のSEO対策のポイントは「検索」から「質問」への変化にある
2021.01.10
2020年に行われたGoogleインデックスの大幅なUPDATEによって検索結果の順位が大幅に変動しましたが、その概要について推測も交えて解説しておこうかと思います。
Googleは十数年前までの外部リンクの量を偏重した時代から徐々に量より質、加えてホームページ内部要素を重視する方向に舵をきって来ましたが、今回のUPDATEはあらゆる意味で大きな変更であったように考えています。
これまでのUPDATEではスパム的ですらあったアフィリエイト系サイトのインデックスからの排除、大幅な順位下落を行ったことを除けば、結局のところ大きな変動はなく、結局のところ外部リンク獲得等で有利な位置にある大手企業や有名ブランドの地位が揺るぐことはありませんでした。
しかし今回のUPDATEではキーワードによっては大手企業や有名ブランドのホームページを押しのけて名もない一商店や会社などのホームページが上位にランクインしている例がみられます。
ここに実例を書くのは少し問題がありますので具体的な例は出せませんが、実際に弊社の管理するお客様のホームページにおいて、あるキーワードで検索すると1位で表示されるといった変化がありアクセスが急増している例があります。
推測になるが「AI」が強化されたことは確実
今回のインデックスUPDATEにおいて「AI」による判定が強化されたことは確実だと思っています。
今回のUPDATEで急上昇した例を分析すると検索キーワードを含むホームページを結果として返しているというよりもその検索キーワードの入力したユーザが求めている情報が何かということを考えた上で結果を返している傾向が見られるからです。
具体的を書けないのがもどかしいですが、この観点で検索をしてみれば一目瞭然です。是非、試してみてください。
「キーワード検索」から「質問と回答」の関係に
要するにGoogleは「キーワード検索」のサービスではなく「ユーザの質問に対する回答するAI」への変化していると見て間違いありません。
考えてみればスマホの普及にともなってAppleの「Siri」、Amazonの「Alexa」、「OK Google」など身近なところにAIが使われている訳ですからGoogle検索がAI強化に進まない訳がないですよね。
この変化にホームページはどう対応していけばいいのか?
正直、難題です。
これまで以上にユーザのニーズを考えたコンテンツ作りが必要なのは間違いないですが、このユーザのニーズを正しく捉えるっていうのが難しい訳ですから。
- 真っ当にホームページを作り公開する
- Googleアナリティクスやサーチコンソールを駆使してユーザ動向を調査
- あわせて自社に関連するキーワードでの検索結果の動向を調査
- 仮説をたててホームページに追加・修正等を行っていく
といったところでしょうか。
具体的には、追加・修正等を加えやすいWordPress(CMS)をベースにし、ニュースやコラム・ブログ等の機能をもたせたホームページが必須なのではないかと考えています。
→WordPress(CMS)でのホームページ制作のご案内
→WordPress(CMS)でのホームページ制作事例
是非、ご検討ください!