そもそもSEO対策とは何なのか?初心者向けの基礎・基本を解説します
 2021.01.10

散々SEO対策の検証だの、なんだのと書いておきながら今さらながらにSEO対策とはそもそもどういうことなのかを全く書いていないことに気付きました(汗)

という訳で初心者でも理解できる言葉で基礎というか基本的なことを解説しておこうかと思います。

あくまでも初心者が理解できるように解説することが目的ですので、専門家の方は細かなことをご指摘なさらないでくださいね(笑)

SEOとは検索エンジンに最適化すること

SEOとは略語で正式には「Search Engine Optimization」といい、訳せば「検索エンジン最適化」ということになります。

検索エンジンとは「Google検索」のことだとお考えください。

また、最適化とはGoogle検索でより上位の順位で検索結果として表示される状態ことです。

この技術情報メモでも散々書いていますが、Google検索で「ホームページ制作 杉並区」で検索した結果、弊社のホームページは現在(2021年1月10日現在)5位に表示されています。

これは、弊社のホームページが「ホームページ制作 杉並区」というキーワードに対して、そこそこ最適化されている状態であると言っていいかと思います。

このようにあるキーワードに対して表示される結果に自分のホームページをより上位に表示させようとする施策をSEO対策を呼んでいます。

SEO対策とは具体的にどのような施策をやることなのか?

基本的には「杉並区に拠点のあるホームページ制作会社である」ということをホームページ上に記載し、それをGoogleに読み取ってもらっているということです。

例えば東京の原宿に拠点を構える美容室であれば「東京 原宿 美容室」というようなキーワードで検索された際に1ページ目あるいは1位で表示されたいですよね。そのためには、まず、Googleに「東京の原宿にある美容室である」ことを読み取ってもらう必要があるということです。

しかしここで疑問がでてきます。

杉並区にあるホームページ制作会社にしろ、原宿にある美容室にしろ1社、1店舗ではありません。ライバルは多数です。

そのライバルたちを押しのけて1ページ目あるいは1位で表示されるようにするにはどうすればよいのかを考え、様々な施策を行うことがSEO対策の本質ということになります。

基本中の基本その1は「重要な位置にキーワードを適切に配置すること」です

グラフィカルあるいは動きが派手なホームページなどでも基本的にはそれらは装飾であって、ホームページにおける情報の根管はキャッチコピーであれ説明であれ、文字、文章ということになります。

ホームページに記載されている文字や文章の重要な部分(例えば、見出しやキャッチコピーなど)に「ホームページ制作」や「杉並区」といった特定のキーワードを配置することで、Googleはそのホームページおいてそれらのキーワードの重要度が高いと判断します。

また、これら特定のキーワードがホームページの各ページにも適切に配置されていることでより重要度が高いと認識され、結果として弊社のホームページと「ホームページ制作」や「杉並区」といったキーワードの結びつきが強いという認識をGoogleに持たせることができる訳です。

ホームページを作成したいと考えてる杉並区の会社が制作会社を探す際に「ホームページ制作 杉並区」と検索した際、Googleは「ホームページ制作 杉並区」というキーワードとの結びつきが強いホームページを検索結果に出すことで検索者のニーズに応えることができるので、Googleはより結びつきが強いと判定した順に結果を表示しているわけです。

では具体的にホームページのどこにどのようにキーワードを配置すればよいのかという疑問がでてくると思いますが、ここから先は話が少し専門的になってきますので、解説はまたの機会に譲りたいと思います。

ごく簡単に言えば「大事なことはタイトルや見出しに書く」「大事なことから書く(なるべくページの上部に記載)」ということに加え「大事なことであっても必要以上に連呼しない」とことです。

基本中の基本その2は「見やすく使いやすいホームページ」です

レスポンシブデザインについてはこの技術情報メモでなんどか記事を書いていますが、この「見やすく使いやすい(ユーザビリティーといいます)」にはどのようなデバイスからでも利用できることも含まれます。

もちろん、しっかりメニューやリンクが配置されいることや読みやすい文字の大きさ、正しい文法、適切なレイアウトであることも重要な要素となります。

視覚的な派手さに重きをおきユーザビリティを犠牲にした結果、ライバルのホームページに完敗するというようなケースもあり得ますのでご注意くださいませ。

基本中の基本その3は「支持されているホームページ」です

いわゆる外部リンク対策というやつです。

他のホームページからリンクを貼られているホームページは(おそらく内容も充実していて重要なホームページに違いないから)支持されているという考え方ですね。

実際、十数年前まではこの外部からのリンクの量が検索結果の順位付けに大きく影響していました。当然、外部リンクをいかに稼ぐかがSEO対策の要でした。

そういう競争の中でこの指標は信頼できるものでなくなり、Googleは外部からのリンクの量ではなく質をみていくように変わりました。要するにリンクを貼っているホームページの質やテーマの類似性などを重視するようになった訳です。

ただ、現在では順位付けの判断要素から外部リンクの占める重要度は下がったと見ています。

理由についてはまた別の記事で書こうと思っていますが、簡単に触れておくと、昨年のGoogleインデックスのUPDATEで外部リンクが強いと思われるホームページが順位を下げ、逆に外部リンクなどほとんど持たないと思われるホームページが順位を大幅に上昇させる例が多々見られたからです。

SEO対策のポイントは「検索」から「質問」への変化にある

ただし、だからといってゼロになった訳ではないと思われますので、可能なレベルで外部からのリンクは貼ってもらうことは必要だと思われます。

まとめ

初心者向けにわかりやすいようにSEO対策の基礎・基本を書いてみました。

細かなことや技術的なことを言えば他にもいろいろな要素があるのですが、大雑把に上の3点を理解していれば大体OKです(笑)

「その1」「その2」には制作会社側の「その3」はホームページオーナーの領分だと思いますが、特に「その1」「その2」には専門的知識や技術が必要なものが含まれていますので、是非、弊社にお任せいただければと存じます(笑)

カテゴリー:技術情報メモ